【悩殺名刺5】2つ折り名刺がいい1番の理由は、情報量ではない。

名刺交換をすると2つ折り、3つ折りの名刺をお持ちになっている方が増えてきたようです。名刺に気を遣う方が増えてきたのでしょう。ぼく自身も2つ折り名刺はおすすめしています。 ただしその理由は「情報量」ではありません。

もちろん、1枚のカードでなく2つ折り3つ折りにすれば掲載できる情報量は増えます。それを読んでいただければたくさんの情報を伝えることができます。これは大きなメリットです。

でも、2つ折り形式の一番の利点はそれではないのです。
一番は…

●相手が手を動かしてくれること

です。相手の行動を促せることが一番のメリットだと考えています。1枚のカードだった場合は掲載されている情報を見るだけの受け身状態です。でも、2つ折りをめくる場合は相手は「自分の意志で、自分の手を動かしている」ことになります。するとどうなるか？次の行動も生み出されるのです。具体的にはめくった中身のページにも目が向くということです。自分の手でめくったのなら、その中に目を向ける確率はぐんと高くなります。伝わるチャンスを生み出すことができるのです。

2つ折り名刺の一番の利点は「お客さまが自ら手を動かして、中ページを見てくれること」です。そんな意図があるなら2つ折り名刺もいいでしょう？あとは中身も工夫してくださいね。名刺交換相手の時間を頂くことになるので、相手にとっても有意義な内容にしておきたいものです。