【悩殺名刺2】名刺を作る前に、STEPを作りなさい
前回の記事では、名刺を作るときにはまずゴールを設定しましょうという話をしました。本記事では、そのゴールに辿りつくためのSTEPを想定しましょうという話をします。この考え方は名刺づくりに限ったことではなく、販促物全般に対して言えることです。これをやるかやらないで販促物の効果は大きく変わりますから、必ずやってくださいね。
仮に、ゴールをこう設定したとしましょう。
●名刺交換時に、私の趣味の話に持ち込む
たとえば、扱っている商品自体は分かりやすいものだとします。他の会社さんや営業マンも多くが取り扱っているので商品自体はすぐに分かる。そういう場合は人と人とのつながりがだいじになってきますよね?人は信用している人から物を買いますから。
そういう場合は、商品の話よりも個人的な趣味などプライベートの話をして盛り上がることをゴールに設定した方がいいでしょう。
そうゴール設定をしたら、その話題になるようにSTEPを作るんです。 たとえば、下記のようなSTEP図です。
名刺交換をして、あなたのプライベートの話題になる。すると結果的に信頼感を得てもらうことができる。名刺交換の相手にステップを登って頂くことができれば、そういうことが実現される図です。
このステップを登ってもらうためには、一つしかけが必要です。自動的にプライベートの話題になることは少ないですから、きちんと「しかけ」を盛り込んでおくんです。ステップ図にもう一つ付け加えてみます。
話のきっかけを盛り込むんです。
名刺交換をした相手がどうしても話題にしたくなったり、自然と目が向いて質問されたりしたら最高ですね。
その為には、注目してほしい個所だけインパクトのある言葉遣いをしてみたり、文字のサイズを明らかに大きくしてみたり、逆に小さくしてみたり。またその1点だけ写真を盛り込んでみたり。やり方はいろいろとありますが、持ち込みたい話題が決まったならば、自然とその話題になるような「しかけ」を盛り込みましょう。それをしなければ運任せですからね。
名刺を作る前には、ゴールに辿りつくためのSTEPを作りましょう。
きっと、あなたの望む結果に近づいていきますよ。