3. 「チラシお断り!」の見極め方
マンション等の入口や集合ポスト付近でチラシ投函を禁じる旨の貼紙やプレート、立看板を見かけることがあります。首都圏など都市部におけるマンションでは、何も警告表示がないほうがむしろマレではないでしょうか。
仮に東京都内でポスティングお断りの警告表示があるマンション・アパートをすべて投函しないとすると、ポスティングできる物件は戸建やごく一部のアパートに限られることになります。地域にもよりますが、世帯数に対する配布カバー率は、通常の80%前後から一気に30~40%に減少することでしょう。都心の港区なら10%にも満たなくなるのではないでしょうか。
そもそも都市部のマンション等でここまで「チラシお断り」の警告表示が増えたのは何故でしょうか?ひとつには、20~30年ほど前に蔓延していたピンクチラシやヤミ金チラシの存在が挙げられるかと思います。その証拠に警告表記のなかに「青少年に有害なチラシはお断り」と限定拒否されているケースが結構多いのです。また、ルールやマナーを無視した一部業者によるポスティング(無断投函、はみ出し投函、深夜配布など)に辟易とした住民意思の表れとも言えるのではないでしょうか。
とはいえ、マンション等に居住している方々にもお店やサービスのことを宣伝する必要があります。そこで、誰にでも分かる警告表記の見極め方を紹介したいと思います。※あくまで参考としてお読みください。
「バ・ケ・ツ」はダメ!
バ・・・「罰金1万円」など「罰金」というワードがあればアウトです。
ケ・・・「警察」もNGワードです。
ツ・・・警察や広告主に「通報」も投函を控えてください。
他にも出来合いのプレート表記でなく、わざわざ「手書き」で警告していたり、手書きでなくとも戸別のポストにチラシ拒絶の意思表記があれば、絶対にポスティングしないようにしてください。