21. それでもまだ、「折込広告」にしますか?
同じくチラシを使った広告媒体として「折込広告」があります。多くの世帯で新聞が定期購読されていた時代、「折込広告」は紛れもなく有効な広告媒体のひとつでした。しかし、インターネットでニュースを閲覧するのが当たり前になった昨今、「新聞購読離れ」が加速するにつれ、「折込広告」の効果は薄れていく一方です。
特に首都圏をはじめとする都市部における新聞購読率の低下は顕著で、5大紙(読売・朝日・日経・毎日・産経)の購読率は、40%を下回ったと言われるほどです。軒並み配布の場合、ポスティングの世帯カバー率が80%ですので、その差は歴然です。分かりやすく例えると、1,000世帯ある町内にチラシを使って宣伝しようとした場合、「折込広告」だと400世帯未満にしか到達せず、ポスティングの場合は、800世帯に到達するということです。
自ずとレスポンス(反響)に差が生じるのは言わずもがな。それでもまだ、「折込広告」にしますか?