ポスティング48

1. ポスティングに向いている業種って?

巷でよく見かけるのは、宅配ピザ屋さんやお寿司屋さんなどの飲食宅配サービス(いわゆる「出前」)や不動産関連(分譲マンションの販売や土地の売買など)ではないでしょうか。そのほかにも、引越業者、クリーニング店、健康食品、美容関連、学習塾、住宅リフォーム業など多岐にわたるチラシが日々ポスティングされています。
 これら多岐にわたる業種に共通しているのは、どれも地域の住民(個人)を対象とした事業であるということ、すなわち「B to C」の事業であるということです。もちろん、法人を対象とした「B to B」のチラシがまったくないわけではありませんが、費用対効果の面でポスティングを定期的、継続的に実施する企業(商店)は多くありません。
 また、タイムセールや数量限定の特売を謳うスーパーマーケットのチラシはポスティングに不向きかも知れません。なぜなら、朝刊に折り込まれる折込チラシと違い、朝一番に一斉に配布することが出来ないからです。丸1日をかけて1軒1軒ポスティングしていきますので、すべてを配布し終える頃にはタイムセールや特売は終わっている、ということになりかねないのです。